健康レシピ&ダイエット
弱った胃腸にやさしいレシピ「鯛のとろろ蒸し」
監修:管理栄養士 石川 有子
飲み会続きで、胃腸の悲鳴が聞こえたら…
クリスマスや忘年会など、お酒を飲む機会がなにかと多くなるこの時期、油っこいおつまみとアルコールばかりが続いていませんか?胃腸が悲鳴をあげ始めたら、それはカラダが助けを求めているサイン。家庭で食事ができる日は、外食で酷使した胃腸をゆっくり休ませてあげましょう。そんなときにオススメなのが、今回のレシピ「鯛のとろろ蒸し」です。
消化を助けるお助け食材、長いも
白身魚の鯛は消化が良く、疲れた胃腸にやさしい食材です。また、長いもに含まれるぬめり成分には、粘膜を保護する働きがあるとされています(※1)。長いもには食べ物の消化を助ける酵素も含まれていますが、この酵素は熱に弱いため、調理の際に加熱しすぎないようにしましょう(※1)。毎日お酒を飲む人は、家庭で食事をとる日はお酒を飲まない休肝日にすると、なお良いでしょう。
オススメレシピ
鯛のとろろ蒸し197Kcal(1人分換算)
- 材料
- 鯛(切り身)4枚 320g
- 長いも100g
- 塩小さじ1/2
- わさび少々
- あん
- ・だし汁120ml
- ・みりん大さじ1
- ・薄口しょうゆ大さじ1
- ・酒大さじ1
- ・片栗粉大さじ1
- 木の芽適量
1
鯛には塩をふり、30分ほど置いておきます。長いもは皮をむき、おろしておきます。2
1の鯛の水気をふき取り、耐熱容器に入れます。その上におろした長いもをのせ、湯気の上がった蒸し器で蒸します。3
鯛を蒸している間にあんを作ります。片栗粉を除くあんの材料を全て鍋に入れて煮立て、同量の水で溶いた片栗粉を加えとろみを付けます。4
蒸し上がった2に3をかけ、わさびをのせて、木の芽を添えます。