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健康レシピ&ダイエット

夏太りを防ぐレシピ「イカとアスパラのレモン炒め」

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監修:管理栄養士 椎橋聡子

夏太りの原因は“栄養不足”の可能性も!

暑さの厳しい夏場は、そうめんやそばなど、喉ごしのよい食べ物を口にしがちです。
しかし、食べやすいからといってこうしたメニューばかりが続くと、栄養素が偏って栄養不足になります。すると代謝が落ちて、夏太りの原因となる可能性が高くなります。
というのも、栄養素は単体ではうまく働けず、他の栄養素の力を借りながら体内で代謝されるためです。代謝を落とさないためには、できるだけたくさんの食材が入っているメニューを選ぶ工夫をしましょう。
それには、そうめんやそばのように、○○だけといった単品食いを避け、もう1品お皿の数を増やすのが効果的です。また麺類でも具だくさんにするなど、1皿に複数の食材が入ったメニューを選ぶのも、栄養素の種類を増やすひとつの手です。

代謝を高めるイカの「タウリン」

「イカとアスパラのレモン炒め」は、イカ・アスパラガス・にんにく・レモンと、1皿で複数の食材から栄養素がとれる代謝アップメニューです。
特に注目の栄養素として、イカに含まれる「タウリン」があげられます。タウリンは肝臓の機能を高める働きがあると言われており、夏バテや食欲不振により疲れた肝臓をサポートする効果が期待できます(※1)。肝臓の疲れは代謝ダウンに直結するので、意識して食べましょう。タウリンは水溶性のため、刺身などそのまま食べるほか、スープや煮汁ごと食べられるメニューに使うことで、汁に流れ出たタウリンも効率よく摂取できるのでおすすめです。
また、アスパラに含まれる成分「アスパラギン酸」は、アスパラガスから抽出されたためこの名前がついたとされるアミノ酸。疲労回復や、スポーツをするときに持久力を保つ働きがあるといわれています。夏バテで代謝をダウンさせないために、ぜひ取り入れてほしい成分です。
イカとアスパラ、ダブルの効果で、夏太りを防ぎましょう。

オススメレシピ

イカとアスパラのレモン炒め220kcal(1人分換算)

材料(2人分)
イカ1ぱい
アスパラガス4本
赤唐辛子1本
オリーブオイル大さじ2
にんにく(みじん切り)1片
小さじ1/4
こしょう少々
レモン(くし切り)2個

  1. 1

    イカは胴体を1㎝の輪切りにする。ゲソは縦に4等分に切る。アスパラガスは根元の硬い部分を切り、斜め薄切りにする。赤唐辛子は種をとる。

  2. 2

    フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。香りが出てきたら、赤唐辛子、アスパラガスを加えて中火で2~3分炒める。イカを加えて1~2分炒めて、塩とこしょうで調味する。最後に、皮をよく洗いくし切りにしたレモンをしぼり、そのまま炒め合わせる。

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