健康レシピ&ダイエット
体を温めるレシピ「豚肉のサラダ・ピリ辛ソース添え」
監修:管理栄養士 長井 知恵美
冷え症にはツラい!夏のエアコン事情
夏を快適に過ごすためだけでなく、熱中症対策としても、エアコンは欠かせない存在です。しかし、自分で温度設定ができない公共の場などは特に、エアコンが効きすぎて手足だけでなく体まで冷えてしまうことがあります。重ね着をしたり、ひざ掛けを利用したりすることもできますが、やはり体の内側から温まりたいもの。今回は、体を温める栄養成分が豊富な、冷え症から体を救うレシピ「豚肉のサラダ・ピリ辛ソース添え」をご紹介します。
代謝アップと血流の改善で冷え対策
豚肉には、糖をエネルギーに変えるビタミンB1、ナイアシン、脂質、たんぱく質、ビタミンB6が多く含まれています。これらの栄養成分は、夏バテなどによる疲労の回復にも役立ちます。
ピリ辛ソースに含まれる成分(硫化アリル)には、血液を固まりにくくする作用もあるといわれています。すると、血液の循環がよくなり手足などの末端にも血液が行き届き、内臓の働きも活発になるため、体が温まります。
ごま油に含まれるビタミンEにも、血流を改善する働きがあります。
※ピリ辛ソースは万能調味料で、豚以外の肉、魚、冷奴などにかけてもおいしくいただけます。
オススメレシピ
豚肉のサラダ・ピリ辛ねぎソース添え288Kcal(1人分換算)
- 材料(2人分)
- 豚ロース肉(しょうが焼き用)100g
- 塩少々
- こしょう少々
- 片栗粉適量
- サラダ油適量
- 長ねぎ1/2本
- レモン1/4個
- ごま油大さじ1
- 豆板醤(トウバンジャン)小さじ1
- (A)合わせ調味料
- ・しょうゆ大さじ1
- ・酢大さじ1
- ・砂糖大さじ2/3
- ベビーリーフ30g
- ミニトマト6個
1
豚肉は3~4cm幅に切り、塩、こしょうをして片栗粉をまぶします。フライパンにサラダ油を入れ、こんがりと焼きます。
2
長ねぎはみじん切り、レモンはくし形に切ります。
3
フライパンにごま油と豆板醤を入れて弱火にかけ、炒めて香りを出します。長ねぎを加えて強火でサッと炒め、合わせた(A)を加えてひと煮立ちさせ、火を止めます。
4
器にベビーリーフ、ミニトマト、レモンを盛り、1の豚肉をのせて3のソースを添えます。