健康レシピ&ダイエット
胃を守るレシピ「黒酢トマトとしゃぶしゃぶ」
監修:管理栄養士 椎橋聡子
美味しく食べながら胃のケアを
暑い夏も終盤に差しかかり“食欲の秋”まで残りわずかとなりました。食欲の秋をベストコンディションで迎えるためにも、食事でできる胃のケアを実践しましょう。
身近な食材には、胃を守る成分が含まれているものが多くあります。胃は毎日休まず食べ物を消化してくれる大切な臓器なので、ふだんから胃をケアしてくれる食材を常備野菜としてストックしておくのもよいでしょう。
食材に含まれる胃のお助け成分
今回紹介する「黒酢トマトのしゃぶしゃぶ」は、胃を守るお助け成分が豊富なメニューです。
まずレタスには、胃薬でも使われている「キャベジン(ビタミンU)」という、胃粘膜を守る成分が含まれています。
緑黄色野菜のトマト・水菜には、胃粘膜の修復や保護に役立つ「ビタミンA」が。
トマトは昔から薬膳でも胃を健康にし、消化を助ける食材として知られているので、手軽な胃のケア食材として重宝します。
また、大根に含まれる消化酵素は、消化を助ける働きがあるとされているため、胃の負担を軽減してくれるお助け食材。どの食材も手軽に購入できるものばかりなので、自分で作れる“食べる胃薬”として、常備野菜での胃のケアをしてみてください。
オススメレシピ
黒酢トマトとしゃぶしゃぶ532kcal(1人分換算)
- 材料(2人分)
- 豚薄切り肉(赤身)6〜8枚
- レタス4枚
- 大根100g
- 水菜80g
- トマト3個
- 水溶き片栗粉小さじ2
- (A)
- ・黒酢100cc
- ・砂糖大さじ2
- ・鶏ガラスープの素大さじ1
- ・酒大さじ2
1
レタスは大きめにちぎる。大根はピーラーで細く切る。水菜は4〜5㎝の長さに切る。トマトは細かく刻む。
2
鍋にAと水300㏄(分量外)、トマトを入れて火にかける。沸騰したらアクを取り除き、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
3
肉と、トマト以外の野菜を2にくぐらせていただく。